旅の記憶

自分の中の記録

新しいロードを買うぞー

社会人になって早半年。お財布の方にも少し余裕が出て来たので新車を買うことにした。

現在乗っているのは2012年モデルのGiant DEFY2 。4年前、大学に入るときに買っ(てもらっ)た相棒。
まだ5年目だが、キャリアに野宿用具を積んで全国津々浦々を旅して雨にさらされたり、


果てはサハリンで砂まみれになったり

という超絶酷使を続けたので、全体的にだいぶガタが来ている感じが否めない。 見た目もだいぶ味が出て来たし、そろそろ隠居してもらおうというわけだ。時期としてもちょうど2017年モデルが出回る最高の時期だ。


今回の条件としては以下のような感じ
 ・フルアルテグラ
 ・予算40万ほど
 ・オールラウンドに使える
 
そんなわけでとなりまちの枚方市樟葉にある 「BON VOYAGE BIKES」へ。樟葉駅から歩いて10分ほどの場所にある。
HPより転載
 カウンター席なんかがあり、カフェと見紛うようなお洒落な雰囲気を醸し出したお店。珍しいことに店内でスリッパに履き替える。土足厳禁の自転車ショップは初めて見た。
店内には常連と思しきサイクルジャージ姿の二人組がいたが、僕のような一見に対してもちゃんと対応してくれたことでかなり好感を持てた。
HPより転載


相談していく中で、真っ先に考えたのは現在乗っているDEFYの上位モデルだったが、DEFYは現在全モデルでディスクブレーキを導入している。ロードバイクにディスクブレーキを導入することへの賛否は割れているが、未だ規格も碌に統一されていないというのが現状らしいし、いろいろデメリットが見過ごせないレベルなので候補からは外した。

店の人はトレックのDOMANE SL 6なども勧めてくれた。
確かに興味を引かれる機構がついているし、性能も申し分ないのだけど、なんかエントリーモデルもハイエンドも似たカラーリングなところが見栄っ張りな僕には引っかかってしまった(;´・ω・)
せっかく高めの自転車に乗るのだから、多少はドヤ顔したいという卑しい性根が思い切り出てしまっている。
 どうやら最近はメーカー名などはあまり主張せずシンプルな感じにするのが流行りらしい。そういえば、ジャイアントのロゴもグラフィカルな感じで溶け込むようなフォントに変わっている。
僕はフォークからシートステー まであらゆるパイプにメーカー名を入れて主張しまくる自転車に慣れてしまったので、今主流のシンプルなデザインには物足りなさを感じてしまう。

それで結局ジャイアントにしぼって考えることにしたのだけれども、予算的に以下の2種類に行き着いた。

TCR ADVANCED SL 2 KOM(39万)

 TCR ADVANCED PRO 1(33万)

フレームのグレードとしてはそれぞれハイエンドとそれに次ぐグレード。 コンポその他は同じものだ。
SLの方が6万ほど高いが、値段差はそのままフレームのグレードの差ととらえていいだろう。ちなみに重量はSL2が6.8kg、PRO1が6.7kgで100gしか差がない。
あとはISPをどう捉えるかだろう。
SL2はハイエンドのフレームであり、ツールも走る最高グレードのフレームを所有できるという点には何とも言えない魅力を感じるのは事実。しかし硬すぎて僕の足には優しくなさそう・・・。

結構悩んだが今回は実用性をとることにした。
デュラエースと同じで「最高」というのは将来の楽しみにとっておくのも悪くない。
それにしても、値段的には最高グレードのフレームにさえ手が届いてしまうのがジャイアントの恐ろしいところ。
 


そんなこんなで悩みぬいた挙句に2017年モデルの「TCR ADVANCED PRO 1」に決定。

チームカラー仕様のADVANCED PRO TEAM という限定版もラインナップされていたが、7月には売り切れたとのこと。
カラーリングもよかったけど、慣れ親しんだ昔ながらの丸っこいフォントがかっこよかったなあ・・・。


納車は10月下旬になるそうなので、それまでにエンジンを鍛えておこうと思う。