旅の記憶

自分の中の記録

ロードバイク冬用インナーについて悩む


ロードバイクを購入してからもう4度目の冬に入ろうとしている。しかし、毎年何故か夏休みが終わると一気に燃え尽きて、早々に冬眠状態に入り一切乗らないというのが習わしだった。

それが今年はどうしたことか、むしろこの時期になって自転車熱がちょろちょろと燃え始めてきた。 郡山にいられるのがもうわずかという焦燥感からだろうか。

そんなわけで初めて自転車乗りとしての冬を迎えることになった運びでございます。
そして冬はレイヤリング→インナーは直接肌に接する場所。手は抜けないので、ちゃんとしたインナー選びをしようと発起したのです。

これまで年末年始の北海道には二度行っており、いずれも7日程度走り回っていたけどあまり参考にはならないと思う。一度目は諸事情で運動量が低く、全く汗をかくことがなかったためかなりの厚着をしていた。二度目は峠を越えたりもしたけど、かなりの暖冬であり氷点下2度とかがほとんど。
そもそもいずれもロングライドなので、無理のないペースを維持するので汗はそれほどかかないようにしている。そのおかげかどちらもインナーに対しては可もなく不可もなくという感じ。

ちなみに一度目はヒートテック、二度目はメリノウール中厚手を使用。それ以外のレイヤーは同じものを使用していた。

そして、先日気温15度ぐらいの中近所のダムまで、試しにメリノウールの上に半袖ジャージと長レーパンという格好で行ってみた。
普通に暑くて、平地巡航中に汗がじっとりと滲んだ。登りでは言うまでもない。しかしその状態で下っても汗冷えは感じなかった。アップダウンの多いコースだったが最後までそれは変わらず。
また後半太陽が陰って風が出てくると、ちょっと暑く感じるけど汗は出ないという中々の塩梅になった。
しかし、これは結構イケるんじゃないかと帰宅し、しばらくそのままの格好でPC前にいたところ無性に肌寒くなった。上に着た半袖ジャージが湿る程度には汗をかいていたので当然といえば当然。
よって止まると汗冷えがすごい。ということがわかったのでメリノウールはなしかなという結論に至った。たった一時間半程度でこれじゃあね・・・
あとメリノウールは身長からサイズをLと選定したらブカブカになってしまったという欠点もある(自業自得)

しかしメリノウールは冬山をやる人に愛用者が多いと聞くから不思議だ。昨年末、北海道の林道で膝下までの雪の中を歩いた時、走行中と同じ服装だと暑くてたまらなかったことを覚えている。
 冬山のラッセルなんて自転車と比較にならないほど汗だくになりそうなものなのに。それでいてダウンヒル時以上の強風に曝されることもあるだろうに。



まあそんなこんなで色々なインナーに興味が湧いたんです。
そしてようやく本題。
適当に調べた感じ以下の3つが目に止まった。

  •  アンダーウェア コールドギア

コールドギアは絶賛する人が多く無難な感じがする。しかし使用者は関東住みの人が多いようだし、「じこまん」で紹介されてというのが大きいのではないかってことで二の足を踏んでいる。

ブレスサーモヒートテック系の中では最も化繊の割合が多いらしく、汗抜けがよさそう。

ジオラインはブレスサーモに対してどれだけ違いがあるのかよくわからないけど登山用品メーカーだから間違いはないだろうとチョイス。


値段はどれも5000円程度と決して安くはない。正直どれも違いがわからない。しいて言うならコールドギアはぴっちりしていて、他は長袖シャツってことかな。春先の肌寒い次期辺りに半袖ジャージの下に着ても違和感ないのはコールドギアだろう。

でも冬の北海道で一週間着続けて伸びたりしたら悲しいな。うーん。